自動車の鈑金の基本工程について
鈑金作業の目的は、ボディのへこみや傷などを修復することです。
へこみや変形の場合などは、まずは形を整えるために、内側から叩き直しをすることや、ひびがある場合には溶接対応などをします。
小さなへこみや傷の場合には、自動車の骨格まで修理する必要はないのですが、交通事故などで大きなへこみがある場合には、内板の骨格を修理することもあります。
そして、鈑金作業と切り離して考えられない作業として、塗装業務があります。
ボディの形を修理していかに丁寧に型取りをしましても、しっかりと塗装をしなければ、修理箇所が腐食したり、錆が発生してしまう可能性も高いのです。
大きな傷やへこみでなければ、ご自身で傷が目立たないように最低限の対応はできますが、完全に傷やへこみを目立たなくすることはできません。